[Return]
2005年 10月 11月 12月
2006年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2007年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2008年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2009年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 12月
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年

No.1004 非抜歯から抜歯へ   心配   2008年2月28日(木) 13:59   
出っ歯、深いかみ合わせなどで非抜歯治療を行っており、三月の末で終了といわれました。

しかし、未だに前歯はおろか左右三番目の歯まで上下が重なっておらず、
かみ締めて下から見上げると上下の歯に2ミリほどの隙間が見られます。
なので前歯で物が噛み切れず(奥歯はきちんと合っています)、おにぎりののりを噛み切るときはあごを少しずらして食べています。

素人判断ですが、写真を見る限りでは(矯正歯科医で撮っていただきました)
上の歯の歯列が広がっており、左右とも上下がかみ合うのは奥から2番目までです。
それ以外の歯は上の歯が斜めに傾斜しており、前歯の出っ歯は目立たないけど
全体的に外に向かって傾斜しているような状態です。

これでは納得がいかないと思い「もっと前歯をまっすぐにしたい」と申し出たところ「だったら抜歯しかない」と言われました。
治療を始めてから2年5ヶ月。
2件の矯正歯科医に相談して、2件とも「非抜歯でいける」と言われました。
ただ海外のため、アジア人の骨格を良く知らなかったのかもしれません。

年齢も30代後半のため、今から抜歯して一年以上も矯正すると
歯根に影響が無いかとても心配です。
あと、下の歯はとてもきれいに並んでいるので、上下の数を合わせて4本抜歯をした場合、隙間が出来すぎないかも心配です。
(4本くらい上下とも歯を削っています)
来週先生と話し合い、抜歯かこのままか決めなくてはいけません。

レントゲンの写真が無いので答えるのに難しいかと思いますが、
一般的な例として今後の対応をアドバイス頂けたらと思います。

個人的には昔からコンプレックスだった出っ歯を直したいと切に思います・・


No.1005 心配 さまへのおこたえ   好田先生より   2008年2月28日(木) 18:06    HP
お答えします。

せっかくの矯正がとんが災難になっていますね。
2年半ちかくの期間なら、ほぼきれいになっていて当然のころです。

>個人的には昔からコンプレックスだった出っ歯を直したいと切に思います・・

前歯の出っ歯はどうなったのででしょうか?
それが一番の主訴でしょう?
その改善があったのかなかったのか?
それを判断基準になさればよろしいでしょう。
何のために苦しい思いを数年間してこられたのかをお考えください。

>全体的に外に向かって傾斜しているような状態です。
>上の歯の歯列が広がっており、左右とも上下がかみ合うのは奥から2番目までです。

非抜歯の治療はそのようになってしまいます。
一旦そのようになってから、抜歯に切り替えるには時間が無駄になりますので、
もうすこし早くに決断をしたらよかったですね。

写真をお付けいただければもう少し述べることができます。
(正面、横から、口もとの横からの3枚をお付けください)




No.1001 再度申し訳ありません   リズ   2008年2月23日(土) 11:36   
ご回答ありがとうございます。

え〜、今僕は19歳です。この年齢だと危険ですか??

あと、前の質問で「顎が歪む」と書きましたが、「顔が歪む」の間違いです…。
この質問でも前の回答と変わりませんか??

No.1002 リズさまへのおこたえ2   好田先生から   2008年2月23日(土) 20:22    HP
お答えします。

個人差があるので暦の年齢は参考程度となります。
骨年齢がどうかということになります。
身長の伸びが止まっていれば大きな問題は生じないように思いまう。


No.999    カトレア   2008年2月22日(金) 11:05   
詳細なご回答ありがとうございました。非常に参考になりました。
丁寧な回答に感動しました。あつかましいかもしれませんが、もうひとつ遠心移動について質問させてください。

非抜歯の遠心移動について以下のデメリットがあると指摘している見解を発見しました。
「奥歯を後ろに下げている力は、『結果的に反作用で前歯を前に押し出す力』になり、前歯が突出してきます。出っ歯なら、より出っ歯になってきます。あるいは、その後ろの歯がよりへんてこりんな方向にはえてきたり、萌出障害を受けたりします。」

「萌出障害」は理解できますが、この見解の『結果的に反作用で前歯を前に押し出す力』という点が良く理解できません。
遠心(後方)に歯を移動するのにどうして「反作用」で前歯が前に出てくるのでしょうか。この見解はは事実なのでしょうか。矯正治療の「力学」の問題だと思いますが、知識のない素人である私には不思議に思います。
ご回答宜しくお願いいたします。

No.1000 カトレアさまへのおこたえ2   好田先生から    2008年2月22日(金) 22:42    HP
お答えします。

>遠心(後方)に歯を移動するのにどうして「反作用」で前歯が前に出てくるのでしょうか。
>この見解はは事実なのでしょうか。

はい、事実です。
全くその通りです。
だから、矯正は難しいのです。特に、非抜歯治療は(上の)前歯が前に出てしまう欠点も併せ持っています。

>結果的に反作用で前歯を前に押し出す力

その解説をします。
まず、キャスター付きの事務椅子にあなたがすわっているところを想像してください。
そして、あなたがその事務椅子にすわったままで、正面の壁を押してみてください。
壁は固定されているから動きませんよ。
しかし、あなたの椅子はあなたが押し方向とは正反対の方向に移動しませんか?
これは、あなたが壁を押す力と同じ大きなの力で、壁があなたの椅子をおす力が働いているからです。
これはニュートンの万有引力の法則のうち、第三法則とよばれるものです。
矯正ではこの力を反作用の力と呼んでいます。

別の言い方をします。
あなたは手漕ぎのボートにのっています。
オールを使って桟橋を押してみてください。
桟橋は固定されているので動きませんが、あなたのボートはオールで押した方向と正反対の方向に移動しませんか?
これは反作用の力によるものです。

奥歯を後ろ側に力をかけたとします。
奥歯は後ろに移動します、しかしそれと同時に奥歯は前方に押し返す力を発せします。
それが前歯を前に出す力となります。
ですから、矯正では奥歯を遠心に移動するのは至難の業ということになっています。
ですから、そのことを簡単に口にする人たちの常識が疑われるのです。

しかし、最近の新しいテクニックはこの問題を解決の方向に向かわせています。
TAD、矯正用のインプラントを使用して、
前歯に影響が全くない状態で奥歯を遠心移動できるようになりました。
全く画期的なことです。
従いまして、奥歯の遠心移動はTADが必須になっています。
それを使用しないで”遠心移動”を簡単に口にすべきではないように思います。



No.995 ポステリアディスクレパンシーとは   カトレア   2008年2月21日(木) 14:33   
こうだ先生、こんにちは。
自分で調べてもわからなかったので、お教えください。

私(21歳)は叢生、軽度の上顎前突で矯正治療を考えています。
いまのところ、複数の矯正専門医院を受診しておりますが、それぞれ治療方針が大幅に異なり迷っています。第一小臼歯抜歯との見解の矯正医もいらっしゃれば、非抜歯で治療可能との矯正医もいます。非抜歯治療となると具体的には大臼歯を遠心移動してスペースを確保していくそうですが、非抜歯治療を選択する上でひとつ心配なことがあるのです。それは、『遠心移動なんてするとポステリアディスクレパンシーを作ってしまう』という現象です。この文言は、非抜歯を推奨する学派のホームページにありました。ここでいうところの「ポステリアディスクレパンシー」とはどのような意味なのでしょうか。また遠心移動によりポステリアディスクレパンシーを作ってしまうのは事実なのですか。ムリのない治療を考えていますが、非抜歯治療は魅力的であり積極的に<非抜歯>を検討しているのですが、非抜歯で好ましくない結果になった症例もあるようで、なかなか決断できません。
「ポステリアディスクレパンシー」とは「posterior discrepancy」のことで直訳すれば素人の私でもわからないでもないですが、専門家に念のためお聞きします。

宜しくお願いいたします。

No.998 カトレアさまへのおこたえ   好田先生から    2008年2月21日(木) 17:36    HP
おこたえします。
難しいことをよくお調べになっていますね。
感服いたします。

「posterior discrepancy」の "discrepancy"のほうから解説します。
辞書を御調べになりましたか?
ずれや歪みのあることと書いてますね。
歯のならぶ骨の上に、十分に余裕があってきっちりときれいに並ぶ状態を正常と考えます。
discrepancyがある状態は、この骨のスペースが足らなくて歯がでこぼこになる状態を指します。
たとえば、あなたの下顎の前歯がでこぼこになっているとします。
その場合は、”下顎の前歯にdiscrepancyがある”という概念になります。

posterior は後ろのことを指しますので、ここでは第二大臼歯の後方の骨のスペースと歯の大きさのことを比べて、
第二大臼歯の後方にどれくらいの余裕があって歯がきっちり収まるかどうかの概念になります。

>『遠心移動なんてするとポステリアディスクレパンシーを作ってしまう』

これは、抜歯派が非抜歯派を非難中傷する場合にいう文句ですね。
でもこれは全くその通りです。
無理やりに押し込むと、奥歯は後ろ向きに傾斜してしまって上下の奥歯がかまなくなってしまいます。
また、遠心移動(あなたの後ろ側、奥の方)すると言いながら、歯列が広がるばかりで遠心移動していないことも時折見かけますね。

だから、無理をしてはいけないとうことです。
posterior discrepancy が生じない程度の遠心移動にとどめておかないといけないのです。
これは診断レベルの問題です。
具体的は、上顎の第二大臼歯の奥歯に何ミリのスペースがあるか?
究極はこれになります。
もし、上顎に第三大臼歯があればこれを抜歯すると場所を得ることができます。
でも、有効に使えるのはせいぜい平均して3−4mm程度です。
ということは、上顎の前歯は3−4mm程度しか後退しないですよ、ということです。(これが合理的な事実です。)
あなたは、”軽度の上顎前突”とお書きになっているので、非抜歯の治療も可能かもしれません。

写真をご覧ください。
これは、上顎前突症例で抜歯して治療をしたものです。
奥歯の後ろ側を見てください。
あまり場所がありません。
この症例は、せいぜい2mm程度の有効スペースです。
大臼歯を奥に動かすのは2mmが限界と考えられます。
それ以上は無理するとposterior discrepancy が発生して、矯正装置を外した後に後戻りしてくることも考えられます。
ですから、何ミリも奥に動くものではありません。
いくらでも、奥に動かせるものというふうにお考えになるのはまちがいで、
そのように説明する医師にはご注意ください。

あなたの奥歯の後ろにはOOmmの余裕があるから、抜歯をしないで
上顎前歯をOOmm後退させられる、という合理的な説明をしてくれる
先生に治療をしてもらってください。
そうでないと、口先だけでできるできる、と言われても不安で納得がゆかないでしょう?

矯正の治療とはそのように科学的で合理的な判断に基づいて行うものです。
事実をありのままに伝えるわけですから、患者さんへの説明は極めて簡単です。

以上です。

No.994 歯並びが悪いと…   リズ   2008年2月21日(木) 11:56   
はじめまして!
リズと申します。

早速ですが、僕も歯並びが悪いんです…。
あまり気にはしていなかったのですが、放っておくと顎が歪むと知りました。
歯並びが悪い人は皆そうなるものなのですか??

No.996 リズさまへのおこたえ   好田先生から    2008年2月21日(木) 16:42    HP
お答えします。

成人の方でしょうか?
成長の過程にある方の場合、歯列の不正が顎の成長に関係することがあります。
しかし、成人に方ですとそのようなことはほとんど起りませんのでご安心ください。
ただし、歯並びが悪いのは今後カリエスや歯周病の予防には良くないので、
治療をされた方がいいですね。

No.991 矯正機器の値段   ひろき   2008年2月17日(日) 19:52   
はじめまして。4年生の子供を持つ父親です。
突然申し訳ないのですが、矯正機器の値段について教えてください。
10歳になる息子が多少出っ歯で治療として青いゴム状のT4K TRAINERと言う機具を購入したのですが、知り合いに同様の機具を2年前に使用していたのでだ、だいたいの値段は知っていました。今回購入した値段が知り合いが購入した物より3倍の値段がしました。あきらかに同じ機具なのですが、なぜこんなに値段が異なるのでしょうか?しかも同じ歯科なのですすが。。。
ちょっと納得がいきません。
ただ値段が、値上がりしただけでしょうか?
機具の値段がわかれば、教えていただきたいのですが。
宜しくお願いします。

No.992 ひろきさまへのおこたえ   好田先生から    2008年2月18日(月) 14:39    HP
お答えします。

T4K TRAINERですか・・・・。
見たことないですね。
少し調べてみましたが、ゴム製の既製品です。
かつて、DMが来ていたようにも思います。

この装置単独ですべての問題が解決できる、そのようにお思いではないでしょうね。
これ以外にも何らかの複数の装置を使用しないと、治療は全うしません。
お知り合いの方との費用の違いは、治療内容のそういう違いによると思われます。

”いいえ、治療はこれだけの内容なんです・・・・。”

まさか、そんなことはないでしょう。
こんな装置は数千円から1万円程度のものでしょうからねえ・・・。
値段も調べておきます。



No.993 ひろきさまへのおこたえ2   好田先生から    2008年2月19日(火) 22:50    HP
やはり、5000円程度のものでした。

No.988 歯並び   ゆき   2008年2月13日(水) 17:07   
好田先生、はじめまして。

今17歳で今年18歳になります。
私は矯正したいんですが、費用が高いので
親があまり話を聞いてくれません。
自分なりに色々調べてみたんですけど
やっぱり直接診てもらったほうがいいと思います。
けどやっぱり親と一緒に行くほうが
ちゃんとした説明をしてもらえるんでしょうか?

私の歯並びは、叢生です。
下の歯はきれいな歯並びだと思います。
こーゆー場合でも上下に装置をつけて
矯正するべきなんでしょうか?

小さい時に、顎が小さいから
歯並びが悪くなると歯医者で
言われたことがあるんですが
顎が小さいと矯正に影響しますか?

あと、顔が歪んでると最近気付きました。
これも歯並びの影響ですよね?
手術などでしか治せないんでしょうか?

長々とすいません。

No.989 ゆきさまへのおこたえ   好田先生から    2008年2月14日(木) 17:35    HP
お答えします。

>費用が高いので親があまり話を聞いてくれません。

これは誠に申し訳ないことです。
治療開始には高額な費用が必要ですので、ご両親の援助が必要となるでしょう。
費用は高いですが、治療はしっかりとしますよ。

>けどやっぱり親と一緒に行くほうが、ちゃんとした説明をしてもらえるんでしょうか?

いいえ、説明はあなたおひとりでお越しでもしっかりと説明をいたします。
しかし、御両親のどちらかが一緒にお越しになった方が、
お家に帰ってから、あなたがご両親を説得しやすいと思います。

>こーゆー場合でも・・・

そーゆー場合は、まずはご相談をいただかないと、ちゃんとしたお答えはむつかしいですよ。
上顎のみのMTMといって、一部矯正もありえるかもしれません。
顎が小さい場合には、歯がでこぼこになっていることが多く、
抜歯をしないと解決しないといけないことが多くなります。

>手術などでしか治せないんでしょうか?

手術をご希望ですか?
手術なしでも我慢できる程度ですか?
歪みがひどくなければ、手術はなくてできます。
相談の時には、ご質問をしますので、あなたのご希望は固めておいてくださいね。







No.987    矯正でとびでた歯根   2008年2月4日(月) 16:20   
好田先生、とても詳しくはっきりと解説してくださって
ほんとうにありがとうございました。
小臼歯を抜き、期間も短くてすむ矯正と
期間は延びるがブリッジのスペースを利用する矯正を提案され
後者を選択したのは自分自身です。
こうなってみると、もしかして前者のほうがよかったのかと
とても後悔していました。
もう骨が戻るわけでもないし、7番の動揺をとめてなるべく
長くもつ処置をしてくれる歯科を探してみます。
ありがとうございました。

No.984    矯正でとびでた歯根   2008年2月4日(月) 0:23   
No.981    矯正でとびでた歯根 の投稿者です。
好田先生、ご回答をありがとうございました。
もう一度だけ質問させてください。
ぐらぐらのこの歯はもともと左下の第2大臼歯、7番です。
左下6番は矯正するよりだいぶ前に、虫歯で抜歯していました。
7番ー5番でブリッジにしていました。親知らずは、もとから
ないので、左側下あごの大臼歯は、7番1本という状態でした。
矯正前の診断で、その無い6番のスペースを利用できるといわれ
ブリッジを切断しました。
1センチくらいはスペースはあったのではないかと思います。
7番にバンドを巻き、毎回7番にものすごい力をかけられ
5番とくっつくまで移動させていきました。
その途中に、毎回7番の違和感がすごいので
(自分の歯でないような感覚、ばねのようにうごく感覚)
調整の都度、主治医に訴えていたのですが
スペースがなくなるまで調整は続けられました。
あまりに動揺がひどく大学病院で検査したところ、
骨がないといわれました。
何件か、開業の歯科医にもまわりましたが同じような診断でした。
矯正前のこと思い出してみると、6番抜歯あとのブリッジの偽歯の下の
歯茎は薄かったです。しかし7番の周囲に異変とかは
感じてはいませんでした。矯正前の検査でも、7番がおかしいとは
いわれませんでした。
矯正をはじめる直前に一般歯科でパノラマレントゲンを
とっていたのをこの前見て、「この時点では7番の周囲には
骨はあったのですか?」と質問したところ、
衛生士さんの答えは「ありました」ということです。
健康であった7番の周囲の歯槽骨は、矯正によって
骨がなくなってしまったのでしょうか?
7番を6番の位置に引っ張って移動させるという方法は
よくあるケースですか?
今言っても、遅いことですが、矯正は小臼歯を抜いて
矯正後、またブリッジをつくりかえるほうが正しい矯正
だったのでしょうか?
(下あごは、右側も6番を抜歯しています。右側は、8番が
あり6番の歯根もでていません。)
左側はずっと今も違和感があり、噛めません。
直接診ていただいているわけでもないのに
何度も質問して申し訳ありません。
最初から、治療方法の選択が間違っていたのだろうかと
悔やんで、悩んでいます。
よろしくお願いします。





No.986 矯正でとびでた歯根 さまへのおこたえ2   好田先生から    2008年2月4日(月) 10:25    HP
お答えします。

ご事情がよくわかってまいりました。
当該の歯は7番目だったのですね。
6番目が欠損するとブリッジになるのは普通のことです。
また、欠損した歯のあったところの骨が年ごとに吸収していゆくのも普通のことです。
今回、お書きのように6番の歯ぐきは薄かったようですね。
だから、6番目の骨は吸収がもとからある程度はあったようです。

さて、その骨のないところへ歯をうごかすとどうなるか?
歯が動くと同時に骨が新生しながら歯が前に来ることを期待することができます。
今回もそのような判断のもとに行われたと思います。
しかし、思うように骨ができなければどうなるか?
骨がないので歯がグラフラになるわけですね。
これは歯の移動のスピードとも関係があるし、
骨が再生してくれるかどうかも関係があります。

>7番を6番の位置に引っ張って移動させるという方法はよくあるケースですか?

沢山はありませんが、誤った判断ではありません。

>矯正は小臼歯を抜いて矯正後、
>またブリッジをつくりかえるほうが正しい矯正だったのでしょうか?

そうは思いません。
主治医の判断に間違いはないと思います。
私も同じ選択をしたと思います。
問題は、完全に閉じないで途中でやめる、という判断もあったかもしれないということです。

>毎回7番の違和感がすごいので調整の都度、主治医に訴えていたのですが
>スペースがなくなるまで調整は続けられました。

ここらへんに原因があるように推測されます。
途中でレントゲンを撮りながら、様子見ながら、毎回力を加えるのではなく、
周囲の組織の様子を見ながら慎重におこなわれたのかなあ・・・・?
と思ってしまいます。

ともかく、生じたことは仕方がないので今後の処置をしっかりとすべきと思います。
前回書きましたように、何かの手段で歯の動揺をとめるべきです。
それを第一番にすべきです。

私の患者様でも同様の治療例が何人かおいでになります。
明日から再度チエックをし直そうという気になりました。





No.982 矯正について   あい   2008年2月3日(日) 12:02   
私は今、中学3年生です。
私自身としては出っ歯で悩んでいるのですが、
母は全然大丈夫、と言います。

そんなに気になるなら、と
この前矯正歯科に連れていってもらいました。
すると、先生に
これは出っ歯ではないので、気にしなくてもいいよ。
と言われました。

私自身はまだ悩んでいます。
でも矯正歯科の先生に
出っ歯ではないと言われたので、
私の気にしすぎかなと思い始めていますが
やっぱり気になります。
私はどうすればいいですか。

No.985 あいさまへのおこたえ   好田先生より   2008年2月4日(月) 10:00    HP
お待たせしました、お答えします。

あなたがでっぱでお悩みのこと、まわりの方にはおわかりいただけないようで
悲しいですね。
さて、”出っぱ”とは上顎前突症と呼ばれるものです。
形はおおきく分けると3種類です。

@上の前歯が傾斜して前にでているタイプ
これが一番わかりやすい形で、素人方にも理解されやすいものです。
どうやらこれではなさそうですね。

A上の前歯は正しい傾斜であるが、上顎の骨格が前に出ているタイプ
鼻の下の部分や上唇全体が前にあります。歯の傾斜が正常に近いのでいわゆる”出っぱ”とは認識しにくい形です。
おそらくこれではないのか、と感じます。

B上顎の骨格が前に出ていて、上顎前歯が内側に強く傾斜している。
これは日本人には珍しい2級2類とよばれるものです。
これでもなさそうに思えました。

詳しい書き込みがないのでわかりませんが、Aのように思えます。
しかし、矯正の相談で問題なし、とされたのはどうゆう理由だったのか、
それがよくわかりません。
また別のところに相談に行かれればどうでしょうか?


No.981    矯正でとびでた歯根   2008年2月3日(日) 4:48   
矯正を二年半しているうちに一番奥の奥歯が画像のように
歯根がとびでてぐらぐらになってしまいました。
こういうことはよくあることなのでしょうか?
矯正歯科医にきいても「あなたの生体反応のせい」の一点張りです。
いろんな一般歯科をまわったけど、歯根のまわりに歯槽骨がないと
いわれました。ホープレスといわれたり、レントゲン上で
骨がなくても、すぐ抜けるわけではないといわれたり
いろいろですが
このように歯根が飛び出て、歯槽骨が周囲にない歯が
最終的にどうなってしまうのでしょうか?やはり
近いうちに抜けてしまいますか?
またこのようになったら一般的には矯正歯科の先生は
どのような対応をするものですか?

No.983 矯正でとびでた歯根 様へのおこたえ   好田先生から    2008年2月3日(日) 23:25   
お答えします。

これは困ったことになりました。
拝見いたしました写真からの判断で、左下の第一大臼歯のようですね。
その後ろの歯はないように見えますが、間違いないでしょうか?

>歯根のまわりに歯槽骨がないといわれました

レントゲンでの確認でそのようになっているという説明なら、その判断で間違いはないようです。
何かの理由で骨が失われて、歯ぐきも下がってしまいました。
1−2か月という急にはこのようにはなりません。
おそらく矯正の途中から、あるいは矯正の治療以前から何かの原因、つまり
歯周病の元になる原因があったかもしれません。

先にお尋ねしましたが、この大臼歯の後ろに歯がないように見えます。
もしそうだとしたらそれも悪くなった条件の一つと思います。
ある歯の周囲の歯が失われますと、その歯も骨の吸収がだんだんと増えてくるようです。
この大臼歯の後ろ側も骨が大幅に退縮吸収してしまっているのではないでしょうか?

この写真だけから判断できませんが、元から悪かった条件に何か治療上のごく小さなミスもあったのかもしれません。
それは複合したのかもしれません。

さて、対応ですが、咬合調整といってかみ合わせの調整をする必要があります。
適正に行われれば動揺が軽減する可能性が高いです。
次に、前後の歯(後ろはないですか?)と当該の歯を連結します。
方法は色々です。
これで当面様子をみます。
ぐらぐらのままにしておきますと、より骨の吸収はすすみます。
固定してぐらぐらを回避すると、うまく行けば動揺は止まり骨の再生も期待できるかもしれません。
それと、歯周病の予防的な治療も並行する必要があります。

>「あなたの生体反応のせい」

それは確かにそうかもしれませんが、もう少しなんとかしてもらいたいですね。